就活する若者へ

2017年10月3日

大学3年生の娘がそろそろ就職を意識し、会社四季報を片手にインターンなどの活動を始めている。就活という点では、私よりもまじめなようだ。さて、もし自分が今、娘と同じ立場であれば就職についてきっと悩むに違いない。だから正直なところアドバイスも難しい。今の自分自身にも入りたいと思える会社がなかなか見当たらないからだ。

専門技術を持っている学生は、その専門性をいかせる会社をしっかり選ぶべきであるが、殆どの学生は、やりたいことがまだはっきりしないというのが正直なところだろう。うちの娘も典型的に今どきの学生である。

そんな学生にとって就活は、かわいそうだと思うし、親としてもこの日本的な横並びの仕組みは、早くなくなればいいと思う。就活の苦労が社会勉強になるという考えもあると思うが、個人的には、そんな社会勉強が世の中のためになるとも思えない。

ライフシフト的、人生100年時代において、大学を卒業してどこに就職するか?という問題ではなく、自分が一生をかけてやりたいことを見つけることのほうがより重要であると思う。自分がやりたいことを見つけて、努力している人が一番幸せなのではないか。

アメリカでは、一番優秀な学生は起業し、起業できるほどは優秀でない学生が大企業に就職するという。日本でも若くして起業する人は徐々に増えているものの、アメリカや中国などに比べるとリスクをとる若者がまだまだ少ないように思う。これからは日本においても本当に優秀で能力のある学生は、起業して世の中の課題を解決していくと思う。もちろん起業にリスクはつきものであるが、若いからこそ大きなリスクをとれるのであり、リスクが大きければリターンも大きくなるのは当然である。

とは言え、そんなに優秀な学生はほんの一握りで殆どの学生は、とりあえず就活してどこかの会社に入ればいいと思う。やりたいことがなくても会社に入っていろいろ学んでいるうちに自分が好きなこと、やりたいことが見つかるかもしれない。会社が自分に合わなければ転職すればいい。そんな時代になったと思う。

誰もがいい会社に就職したいと思うかもしれないが、いい会社に入ったとしても10年後もいい会社である保証はない。会社に依存しない自立した個人になることが大切である。

私自身も独立して彼是10年以上が経過した。もちろんこれまで事業が軌道に乗るまで、いろいろ大変なこともあったが結果的に独立してリスクをとって良かったと心から思っている。起業の一番のメリットは、リスクが大きい分、リターンが大きいことだろう。ビジネスオーナーであるため、会社が存続する限り、一生涯収入が途切れることはないし、会社が好調であれば収入もどんどん増えていく。大企業の社長の年収を超えることも可能である。定年退職も転勤もないため、大好きなファイナンシャルアドバイザーという仕事を健康である限り、続けることができるのだ。

ファイナンシャルアドバイザーとして成功したいガッツのある若者は、安定した大企業だけではなく当社のようなベンチャー企業にも興味を持ってほしい(笑)